システム:T.I.P.S 《NOH感情評価システム》 筑波心理科学研究所
FAIL (the browser should render some flash content, not this).

心理分析に客観性を求めて
Noh感情評価システム
Noh感情評価システム 能面写真 精神科での診察の多くはクライエントとの問診で行われます。精神科医は会話の中からクライエントの表情や挙動、感情の起伏等を把握し総合的にその症状を判断していますが、これは専門的知識を有するが、あくまでも医師の主観によるものであり、その客観性・再現性には疑問が残ります。また、診断内容をどれだけ詳しくカルテに記述しても、これをほかの精神科医の見立てと正確に比較できないという問題も抱えており、治療を円滑に進める点からも統一して判断できる基準が必要だと考えられます。


システムの特徴

システムの特徴
客観性を持った結果の蓄積が可能
これまで医師の「主観」によって判断していた診断結果を客観的に判断できる。また、電子データとしてもプリント帳票としても蓄積できます。

低コストで導入可能
ご予算に合わせて様々なプランをご用意しております。
初期費用や月額費用を抑えた導入が可能です。

進化系ソフトウェア
診断をすればする程データベースが蓄積されるとともに通信機能を使うことにより、同じ端末で自動的にソフトウェアの精度をあげていくことが可能です。

更に詳しいデータも
更に詳しい診断結果が欲しい場合は、専門スタッフの対応により診断結果の分析を行うことが可能です。




従来システムとの相違



従来の心理テスト
抑うつスケールのほとんどでは被験者がうつ病であるかないかその結果を意識的に誘導できる。
被験者の人格や精神状態について妥当性が高いと言われているロールシャッハテストにおいても解釈は評価者によってまちまちである。
喜怒哀楽や不安といった感情状態を把握しようとした場合、各感情ごとに心理テストや心理尺度がありその手間は煩雑である。また従来のテストではどのように答えればよいかが常識的に判断できるため結果の誘導が可能である。
繰り返し施行することにより、どのようなテストであっても慣れや練習効果が現れる。
会話による交流を把握することは可能であるが、非言語的なコミュニケーション能力や、その特性(場を読む・相手の心情を察するなど)の判断は困難である。



Noh感情評価システム
文章ではなく表情を読み取って判断するだけのテストであるため、特定の結果へ意識的に誘導することは困難である。
測定結果の評価はグラフとスコアを用いて行うので、科学的かつ統一的な判定が可能である。また他症例との比較も容易である。
一種類一回のテストで被験者の感情バランスを測定することが可能である。さらに、どの感情に対して肯定的・否定的な反応を示したかにより、健常・器質性疾患・統合失調症患・抑うつ傾向などの「あたり」をつけることができる。
客観的なデータの蓄積ができるため、繰り返し施行することで、より精度の高い測定、あるいは経時的な感情評価の測定が可能となった。
表情認知という、言語を伴わずかつ社会的に必要とされる対人能力を測定できる。





Noh感情評価システムは、「妥当性の高さ」、「設置・施行の簡便さ」、「応用範囲の広さ」などに加え、従来の心理テストにおいて問題とされていた点も克服している。



反応プロット

図.多次元尺度法による健常群と非健常者群の能面表情に対する反応プロット
(次元1,次元2)d10:上向き10度, u30:下向き30度, front:正面




診断の流れ


診断の流れ




システム画面


エントリー画面

評価結果画面
能面評価画面
線画評価画面
コメント出力画面
Noh評価システム画面 しあわせ(能面) Noh評価システム画面 しあわせ(子供向け) Noh評価システム コメント出力画面

グラフ出力画面
Noh評価システム画面 おどろき(能面) Noh評価システム画面 しあわせ(子供向け)
Noh評価システム システム出力画面




シ ス テ ムの構成

Noh感情評価システムは、「エントリー端末」、「データ解析サーバー」、
「統合システム」の3つのシステムで構成されています。


Noh感情評価システムのシステム構成




シ ス テ ムの構成


本システムにおける医療分野と産業・教育・司法現場の連携



■本システムを介在した「こころの病い」の予防と診療  

「4つのメンタルヘルスケア」の推進
1)

セルフケア(自身による正しい認識を得る)

2)

ラインによるケア(管理監督者による部下の状況の把握)

3)

事業場内産業保健スタッフによるケア(産業医の常駐とセルフ・ラインの補助)

4)

事業場外リソースによるケア(医療機関との連携等)






Noh感情評価システム サービス内容

単体システム
タッチパネル方式のH/Wと
エントリー分析ソフトウェア1台

カウンセリングサービス
分析の結果、カウンセリングやケアが必要な場合のコンサルティング、コーチング(訪問・研修会・講演)

クライアントサーバー型システム(開発中)
データ管理サーバー及び、エントリー分析ソフトウェア複数台

システムカスタマイズ
組織内既存システムとの連携(例:病院内での電子カルテ連携等)についてご相談に応じます